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怪奇タイヤ男。第2回。

名古屋文化圏には、ステーキのチェーン店舗の本部が二つあり、一つは「ブロンコビリー」。もう一つは「あさくま」である。
ブロンコビリー」の方は、まだ私が子どもの頃に、名大近くにあった小さいお店のことをよく覚えていて、西部劇に出てくる酒場のようなシチュエーションでステーキを出しており、その頃は確かに美味しかった。歳月が経ち、今はあんな感じになってしまったが。

昨日食べに行ったのは「あさくま」である。と言っても、ファミレスのような店舗ではなく、伏見のホテルに入っている、高級展開しているお店である。

さつま赤牛。という聞いたことないブランドのサーロインを注文すると、お馴染みの鉄皿ではなく、暖めた皿に載って出てきた。この時点で合格だ。あの鉄皿は、見栄えはいいが実際には良くない。肉に火が入りすぎるため、レアで注文しても食べ終わる頃にはウェルダンになってしまう。

ソースは二種類。ステーキソース(甘くない)と、西洋山葵と醤油。どちらも美味しかったが、フォークで食べるには、少し面倒だった。向こうで切って貰い、箸で食べればよかったかもしれない。
しかしとてもおいしく戴いた。不満があるとすれば、お客がシェアすることを前提に、メニューが構成されていること。独りで心行くまで肉を食いたい私はどうしたら良いんだ。
最近こういうお店が増えているように思う。独り身の客を蔑ろにするな。と言っておく。