殺戮女中スペシャル。

吉田さんこっちこっち。急に呼び出してすまんね。
「ホントだよ、もう。特にやることもないからいいけどさあ」
何飲む? 生ビールでいい?
「うん。あ、じゃあ、センマイ刺しと、キムチ盛合せ」
それと、葱タン塩、上カルビ、、、でいいか。とりあえずは。

「あ、ビール来た。乾杯しよう」
ああ。はいはい、、、っと。でね。
「うん?」
このブログのアクセス数が、百いったのよ。
「おおう。それはおめでとう」
1ヶ月で百アクセスということは、一日あたりだいたい三人くらいのアクセスがあるわけだよ。
「それは、、、成績としていいのかな」
わかんねえ(笑)。あ、肉が焦げるよ。
「うわたたた。、、、まあ、人気ブロガー? とかいう人だと、一日に万単位であるんでしょ? それと比べると、そのー。ハナクソ以下な数字だね」
まあ、ねえ。でもまあ、読んでくださる皆さんには、なんかもう有難いですよ。誰が読んでるかわかんないけども(笑)。

「ホルモン頼んでいい?」
いいよ、食べなさい。好きなだけ。
「ありがと。で、最近映画の方はどうなの?」
うーんとね。アレハンドロ・ホドロフスキーの新作が、来月の19日くらいから、今池のシネマテークで封切られますね。
「いや、そーいう話じゃなくてさあ、なんか面白い映画を観たか、と聞いてんだけど」
そーいうことか。あのー。ハーシェル・ゴードン・ルイスの「マニアック2000」を観ようと思ったけど、やめたの。なんか苦手だわ。
「どんな映画?」
えーと。若者グループ六人が、キチガイ2000人に虐殺される。そんだけ。
「あらららら。中身無さそうね」
はい。中身スッカスカです。disじゃないけども。本の紹介記事によると、陽気なカントリー・ミュージックにのってゲラゲラ笑いながら女の腕を肉切り包丁でポーン。女がギャーッ。とか。
「ほえー」
被害者を、内部に釘が突き立った樽の中に押し込めて、崖の上から転がしたり。まあ、2000人の(実際には30人くらい)キチガイに虐殺される。
「でもさあ、その手の映画って、好きなんじゃないの?」
あー。よく言われるけど、実際には好きじゃないですね。なんていうか、、、安直だし、下品だし。怖いと言うよりも、痛いんだよね。痛いと怖いは別ですから。
「そうなんだー。てっきり『はらわたイエーイ♪』って人だと思ってたよ」
もちろん、スプラッター・ゴア映画の良さもわかるんだけど、あたしの口には合わないっていう。
でも、自分で映画を撮るぶんには、ゴアゴアしますけども。
「なにそれ。よくわかんないなー」
うん。自分でもよくわかんないの。
「じゃあさあ、『リング』とかは好きなの?」
ジャパニーズ・ホラーは大好きです。でも正直、食傷気味ね。なんかもうおなかいっぱいで。
「『パラノーマル・アクティビティ』みたいのは?」
ビジネスとしては、面白いけど。映画としては。。。あんまり、、、っていう。
「どんだけグルメ気取りだよクズ野郎が。全くもう!」

まあ、今後もこんな感じでゆるーくやりますので。
「ポイしないで下さいね!」
懐かしいわ。リア・ディゾンのギャグだわ。