殺戮女中の手口。第二十回。

はい、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は近代日本史に残る日になってしまいましたよ。おめでとうございます、と、皮肉を言いたいあたしを止められません。
そもそもここでは、ゆるーい話を。飯と映画と音楽と、あとときどき下ネタ。の話しかしないようにしたかったのですが。もうこれについては言わざるを得ないですよ。

集団的自衛権容認。
だそうですよ。たはあああ。と脱力感ですね。
あたしの足りないあたまで考えると、要するに、同盟国であるところのアメリカが戦争を始めた場合、日本も参戦できるようになった。と。間違ってたら「違うよ」って、教えて下さいね。しかも端から見てると、「いくらなんでも急ぎすぎじゃあないの?」くらいのスピードで、閣議決定に至ったわけで。
憲法の解釈まで好きにいじれるのだから、総理大臣って凄い仕事だよ。
案外、アベノミクスの第三の矢ってのは、この事だったのかも知れませんね。ほら、「アイアンマウンテン報告」って本があるじゃないですか。「戦争はマクロな国家経済と社会の安定を維持するために不可欠であり、平和は総ての意味に於いて、コスト的に見合わない」っていう。実際戦争始まると、景気良くなりますから。日本の戦後復興のすぐ近くでは、朝鮮戦争やってましたから。
いやー。景気対策に戦争をおっぱじめようとは。凄いこと思いつくなあ。感動するぜ。その見識の無さ、あたまの悪さに。

なんでアメリカが勝手にやってる戦争に、あたしらが駆り出されて文字通り虫みたいに殺されなきゃならんのだ?
まあたしかにあたしは、非生産的なことにしか興味ない、ダメなひとですよ。でもさあ、ダメにはダメなりの矜持ってもんがあってですね。普通に美味しく御飯食べて、いい音楽聴いて、面白い映画観て、ときどきお酒呑んで。生活の句読点として自慰に及んだり。
そういう平穏な日常を、あたしは愛していたりするのです。その平穏が破られそうになったら、あたしは激怒しますよ。同じように、あたしの周りの人たちの平穏が破られそうになったら、全力で戦います。高々政府ごときに、あたしの生活を壊されてたら、たまったもんじゃないですよ。

以上。安倍晋三とかいう、腐れ外道に対しての私信。みたいになってしまったのを反省しつつ、今日はこの辺で。