疲労気味のキリングメイド。

みなさんこんばんは。お久しぶりにブログを更新してみよう、ってな訳ですが。少し前にも一回書いてたんですよね。でもね、なんかわかんないけど更新されず、書いた記事が全文吹っ飛び、「もう、どうでもいいや。。。」みたいな。ブルー入りますよね。
でもまあ、これを期にですね、ちょこっとだけリニューアル。まあ、あんまり変わらないんですけど。ああそれにしてもしゃべり口調って、ちょう楽チン。

今日帰宅中に伏見を通ったんですが、当たり前なことなんですけど御園座のビルがきれいさっぱり無くなっていて、寂しくなりましたよ。あれ、御園座って新しいビルになるのかな。どうだったか全く覚えていないのです。ていうかそもそも、御園座で芝居とか観たことないしね。一回は観ておきたかったなあ。五木(ピー)の座長公演。とかじゃなくて、歌舞伎ね。いや、中日劇場とかでも観れるけど、あたし個人の中には「名古屋で歌舞伎見物=御園座」っていう公式があってね、観劇後は地下の食堂街に入っていた「御多幸」というおでん屋で、おでんと燗酒。若しくはすぐ近くの居酒屋「大甚」で呑んで、いい気持ちになって帰りたいなって、思ってたのね。
「大甚」はまだまだ現役バリバリだけど、「御多幸」はもう商売しないみたいだし。しょうがないことだと思うけど。

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なんてなことを思いつつ日々を暮らしておりますけども、この間、けっこう久々に新譜を買ったんですよね。ここ最近は中古屋でジャズばっかり買っていて、これでは良くないな。と。昔のものを聴いてると、最近の良いものがわからなくなってしまうので。挙げ句の果てには聴いたことないのにEXILEを貶したりしてね。そーいう「音楽評論家」。いますけど。死ねばいいのに。

で、新譜なんですけども、V.A「アイドルばかりピチカート」。T-Palette所属のアイドルちゃん達が(参加ユニットは、アイドルルネッサンス。バニラビーンズ。Negiccolyrical school。ワンリルキス)ピチカート・ファイヴの楽曲をカヴァーした企画盤。プロデュースは小西康陽さん。ピチカート本人が作った贋作? なんて意地悪なことを思いつつ、でも昔のあたしピチカートマニアだったしなあ、って購入。早速聴いてみたら。

すいませんでした。贋作とか言って、マジにすいませんでした。

もう全曲捨て曲ない。まず一曲目が「不景気」。このアレンジがカッコいい。大瀧詠一みたいな分厚いオケにアイドルルネッサンスのかわいいけどヘッタクソな歌が乗っかって、なんかもう奇跡?
全ての曲においてこの手の奇跡が起きているんだもの。まず背筋が凍りつく。選曲もナイスでもう顔がほころびっぱなしですよ。

んで、もう1枚。Jazz Dommunistersの「BIRTH OF DOMMUNIST」。これは相当にアブストラクトなhip-hopのクルーの、ファースト。
メンバーの紹介をしておきます。MCが二人。まずはN/K。普段はジャズミュージシャンとしてサックスを吹いたり、DCPRGの頭のおかしい司令官をやったり、映画の件で町山智浩氏とケンカしたり(いい決着がついてよかったです)、大活躍の人。
もう一人はYOSHIO*O。普段は音楽評論家、サックス奏者、レコードの上で廻っているお寿司を「回転寿司だ!」って食べちゃったりと、こちらも大活躍の人。
リズムに技巧を凝らした、どうやってリリック乗せてラップするのかな? と困惑させるビートに、さらに複雑なリズムでラップしていく二人がカッコいいですよ。暴力的な知性の煌めきに戦慄します。
その中に通奏低音のように響く、差別主義者にfuck。という言葉。この言葉ってとても重要だと思うの。ほら、最近なんか自分と少しでも違うと、汚ならしいヘイトをぶつける輩がいるじゃないの。あたしあーいう連中大嫌いなのね。そんなの、自分と違ってて当たり前じゃないか、他人なんだから。自分と違うから面白いし、他人の考え方とかを知ることが生きている、ってことじゃないのか?
まあ、他人嫌いでもいいけど。でも嫌いだからってヘイトをぶつけて良いわけないだろう。そんな輩にはガソリンブッかけて火ィつけちまえ(あ、あたしもヘイトを言ってしまったよ。ごめんなさい)。

さて、そろそろ風呂入って寝よう。