殺戮女中の手口。第十二回。

さあ時刻は間もなく夜の7時半といったところ。東京は夜の7時。と歌ったのは、ピチカート・ファイヴ。東京が夜の7時なら、大阪だって夜の7時。名古屋だって夜の7時。パリは、、、えーと(笑)知りませんがイェー、イェー、イェー、フー!
適当な時間に適当なイキフンでお送りしております「キリングメイド・デラックス」。本日もィヨロシクお願いします。
ただいま聴いていただいているのは、デューク・エリントン楽団の「IT DON'T MEAN A THING」邦題は「スウィングしなけりゃ意味がない」であります。

さて。この間、久しぶりに「気まぐれコンセプト」読んだんですよ。そのネタで、「いったい俺たちは一日に何回『レリゴー』の歌を聴けばいいんだ?」っていうのがあったんですけども。
たしかに聴きすぎですよね。朝の情報番組でもなんか「アナ雪」。夕方の情報番組でも「アナ雪」。正直、もう勘弁してくれよ。と。なんかあたし悪いことした? と言いたくなりますよ。実際悪いことしてますが。
気まぐれコンセプト」って、けっこうこういう世相を皮肉るネタが多くて好きなんですよね。描いてるのって、ホイチョイプロダクションですね。ホイチョイといえば、「私をスキーに連れてって」とか「波の数だけ抱きしめて」とかの、そのときの流行を採り入れた映画を作ってますが。けっこうこういう映画も好きです。あのー。後に残るっていうことを無視した感じが、清々しいですよ。
気まぐれコンセプト」では特にその、時事ネタばっかりで、三十年位やってますからね。バブル真っ只中のザウス(屋内スキー場)とか、マハラジャギャルは性病持ってる、とかの。もう考古学ですよ。原発ネタもやったし。こうなるともうあれだね。鼻血ネタもやってほしいですよ。「放射能のせいか?」「いや、赤まむし飲んだだけ」みたいな。

えーと。曲かけますけども。先日、中古盤屋で三百円で買いました。所謂、クラブでかかるジャズ。を集めたコンピから。これ四枚組ですからね。お得というのかなんというのか、って感じです。
キャノンボール・アダレイで、「Sambop 」。

はい。お聴き頂いたのはキャノンボール・アダレイの「Sambop 」でした。
このコンピ盤なんですけど、制作が2004年になってます。しかもEU盤。これは~、ねえ。あたしの好きな感じのやつしか入ってないんですよね。ブルーノートとかサウダージとか。あ、レーベルとかの話じゃないですからね。
実際、ジャズがきちんと商売になるのは、今や日本くらいなもんだそうです。アメリカ本国のブルーノート、このブルーノートは飲食店のほうですが。えーと、なんか赤字らしくて。やっぱりみんな、ライヴハウスとか行くのが面倒なのかな。
ほら、dommune 。だっけか。Ustreamで中継するクラブがありますから。そりゃあロハで音楽を楽しめるんならいいよなー。って思いますが。
でも、独りで踊るのって、侘しくない?
いろんなトライブと会うことに、ライヴハウスとかクラブの意味があるんであってですね、独りで自室に籠るのは、なんていうか、鬱入りますぜ。


と、若者にケンカ売ったところで今日はお仕舞い。
ありがとーございます。