月の光について。

結局、前の更新から一ヶ月経ってしまったのであります。だってね、お仕事がハードだったり遊ぶのに忙しかったり、んで、「後で書こう」って思っていると、細かいことを全て忘却の彼方へやってしまうものでしてね。
えーと、要するにサボっていたのです。ごめんね(öᴗ<๑)

先日誕生日を迎えました。ついに三十七歳。という、なんかもうヘンなテンションになるお年頃でして。あのー、髪を切りに行ったんですね。前をぱっつんにしてくれ。つって注文して。
三戸なつめちゃんみたいな髪にしたいな~って思ってて、いざ出来上がったらですね、鏡の向こうに北の国の最高権力者がいましたよね。
あっれぇぇぇ? って思いつつカネ払いましたけど。まあコレもね、理容店あるあるですから。家に帰って独りで泣くわけですよ。「うわぁぁぁ」って。

映画もなんかね。「ラ・ラ・ランド」も観に行ってないですからね。観てないのにdisるのは良くないですから。サントラ盤は買いましたけども。
代わりに。ってわけじゃないですけど、「ムーンライト」を観に行ったんです。今年度のアカデミー作品賞ですね。
もうね、本当に素晴らしい作品でしたよ。純愛ものでしたね。
ゲイの黒人の男の子が成長していく話なんですけど、差別がダブルでくるんですよ。黒人男性ってヘテロセクシュアルで当たり前。みたいな感じなんで。マッチョイズム。って言うのかな。
そういう状況で、まあ主人公が学校ではイジメの標的になり。家庭では母ちゃんがヤク中。というヘヴィーな状況で。何処にも居場所がない。そんな彼が救済(と呼ぶにはどうもキツいのですが、そうとしか言えないです)されるまでのお話。
月の光で救済されても、光が当たらなくなると、また地獄が顔を出す。でも、そこに縋るしか生きていく術はない。みたいな。
すごくいい映画でした。

次は何かなー。「美女と野獣」でも観に行きましょうかね。