オタキングのキリングメイド。

タイトルは「女王陛下の007」の捩り。捩り過ぎてかえって失敗。

今日は久々に街宣車を大量に見ました。毎週末には必ず一台は見るのですが、今日は連続して3台。こんなフィーバー、やだな。しかもそれに付随して電波な演説まで始まり、なんかもう、戦争か(・_・?) 妄想電波大戦が勃発してしまいました。誰か助けて。マジで。

AKBの総選挙がありました。結果は指原莉乃さんが一位になり、正直「またオマエか!?」と叫んでしまいましたが。さほどのヲタでもないのでこのくらいにしておきますけど、何となく、もう武器が違うような印象を受けました。あ、でも、前田敦子さんと指原莉乃さんを比べてみると、なんか面白いかも。


さて。先日から斉藤環さんの「戦闘美少女の精神分析」をパラパラしています。横目で岡田斗司夫のクソっぷりもチェックしています。
そうしていると、どうしてもヲタクとは何なのか。ということを考えてしまいます。アニメやマンガにいい歳してはまっている人を、一般的には指すんだろうけども、鉄ヲタとかワインヲタ。っていうのもあるし。

ここで二つの箱を用意してみました。一つは「ヲタク」の箱。もう一つは「ファン」の箱。「ファン」の箱に入るのは、対象をただ好きな人たちです。アニメ、マンガ、鉄道、ワイン、その他なんでもいいです。その対象が好きで好きでしょうがない。好きなモノを手に入れる為に食費削ったり交際費削ったりして「しょうがないなあ、アイツは」とか言われたりしますけども、なんかカワイイような気もする。庵野秀明さんが代表例ですね。

対して「ヲタク」の箱に入るのは、対象を好きな自分が好きな人たち。要するに「未だにアニメが好きな俺、凄いだろ!」っていうドヤ顔をする人。心理の奥には過剰な自己承認欲求があり、権力欲が旺盛。
普通の人なら、仕事とか趣味の分野で研鑽を積むことで権力を獲得するのですが、「ヲタク」の箱に入る人は、権力をラクに手にしたがります。小さい同人サークルに入り込み、口の上手さだけで代表になり、実際に絵が描けるわけでもないのに、偉そうに振る舞う。

こういう人、居ますよね(あたしとか)。だから対象はなんでもいいのです。アニメでもワインでも、その場で偉そうに振る舞えればそれでいいわけで。だからサークル内で自分の立場が危うくなると、誹謗中傷とイジメで追っ払う。

これはあくまでもあたしの印象ですから、異論や反論はあると思います。て言うか、無いといけません。そうやって論を闘わせることで、ようやくヲタクの正確な輪郭が描けると思うのです。あ、個人情報を2ちゃんねるに晒すのはダメです(嘘。ホントは別にどうでもいいです。)。
あ、ちなみに。この分類の90%くらいは、竹熊健太郎さんのお話を読んで思いついたことを、白状しておきます。

しっかしまあ、流石「オタキング」と自称しただけのことはありますよね。

それでは皆さん、おやすみなさい。