殺戮女中の手口。第十六回。

空気中の湿度がぐんぐん上昇し、不快指数もぐんぐん上昇。エアコンをつけるのも、ほら、電気代も上がってるし。これはもう、アレか。低所得者層を熱中症とかで葬り去る国家的陰謀なのかしら。
と、まあこのような陰謀論を思いついてにこにこしてしまうのは、おそらく脳が溶けているからなのでしょう。皆さんこんばんは。キリングメイド・デラックスです。

最近特に面白いこともありませんで。。。あー、ワールドカップ始まりましたよねえ。ブラジルでしたっけ。ブラジルいいなー。こないだまではフランス行きたい病に感染していたのですが、最近は南米行きたい病に感染しまして(笑)。ブエノスアイレスとかね。ブラジルでも、サンパウロとかブラジリア。所謂都会ですね。
特に、都会のスラム? ていうのかね、まあー、その。治安の宜しくないエリア。空気中に殺気が漂ってる感じ。っていうのを観ておきたいかな。日本でそういうエリアっていうと、西成とかなのかな。なんか違うかな。
ほら、「サウダージ」という映画があるじゃないですか。あれの舞台は甲府でしたっけ。夢とか希望とか、そんなもんより日々のメシ。っていう荒んだ感覚は、今の日本人が見ておかなくてはならないと思いますが。

あ、そういえば最近本をちびちび読んでるんですけど。秋田昌美さん。。。メルツバウの人。と言って「あー、あの人ね」と分かる人いるのでしょうか。ノイズの音楽家ですけど。その人の本なんですが、音楽の本じゃないです。スカムカルチャー。悪趣味エロ文化の本。
「倒錯のアナグラム~周縁的ポルノグラフィーの劇場~」という本。所謂エッヂの効いたポルノカルチャーの紹介と、社会学的な分析を加えた本ですね。
目次の標題からして目眩がしますね。えーと、
「ボンテージ・アイテム」
「靴フェチ」
「ラバー・フェチ」
シーメール(両性具有)」
「拷問グッズ」などなど。メディカル系とかもうなにがエロいのか理解不能です。
ただ、注意が必要なのは、この本の初版が1988年だ、ということ。つまり、最新流行じゃないんです。着ぐるみフェチ(ファーリー。とか言うらしい)とか、メッシー系(ぬるぬる/どろどろしたもので肉体を包むフェチの総称。ローションなどの非食物を愛する一派と、チリビーンズ・ジャム・あんかけ等の、食物派があるらしい)、あと、マスターベーションのテクニック、とかは書いてないんですよね。
だからこそ、資料価値がありそうな。気が。するのですが、どうでしょうか。