殺戮女中の手口。第十七回。

皆さんこんばんは。キリングメイド・デラックス。今日も名古屋の某所から、ゆるゆるとお話して参ります。まず一曲目。モダンチョキチョキズ。えー。知らない人のほうが多いかな。大阪の、大所帯ファンクバンドですけども、普通に楽器を演奏するメンバーに混じって、芸人、暗黒舞踏、ただのバカ。が混じっていて、最盛期にはメンバーの人数が100人を超えていた。という。どうなってるんでしょう。
今からかけるのは、そんなモダンチョキチョキズの代表作、の、カバーですね。カバーしたのは小西康陽氏であります。
「自転車に乗って、(ready-made mix)」。

そういえば、ダニエル・キイスが死んでしまいました。まあ、長寿でしたから。そう、悲しいわけでもないです。そもそもそんなに思い入れないですから。「アルジャーノンに花束を」は、一応読みましたし、「ビリー・ミリガン」はサラッと流しましたが。アルジャーノンは面白かったですよね。外科手術でお利口さんになったけど、結果としてどんどん不幸になっていく。皮肉というか。
でも、アメリカでダニエル・キイスってどういうくらいの作家なのでしょう。一応SFの人だけど、「ビリー・ミリガン」はノンフィクションだし。日本における筒井康隆先生みたいな立ち位置なのかしら。
ていうか、アメリカ文学に対する興味が、実のところあんまりないんですね。ハードボイルドも苦手だし、スティーブン・キングは積極的に嫌いだし。だって、無駄に長いじゃないの。キングの小説。つまらんではないですが、もっと短く、コンパクトにまとまらないものか。とか思っちゃうのな。アメリカのホラー小説で一番いいのは、ジャック・ケッチャムですかね。不愉快で陰惨な描写が延々と続くので、あまりお薦めできませんが。
あ、だからといって、アメリカ全てが嫌い。ということではないですから。アメリカ産のポップス、アメリカ産のアート、アメリカ産のジャンクフードも大好きです。まあ、アメリカの政治、外交についてはムカつきますがね。